仙波尾根 鹿の楽園を行く

a0008664_171042.jpg ブナ、ミズナラを主に広葉樹の原生林。鹿の楽園、そこは尾根の中のそれは広い広カールの底のようなところで、まさに楽園と言うにふさわしい場所です。足元には永い年月で堆積した落ち葉が天然のクッションになっています。そういえば以前、雄鹿の角がこの森に落ちていたという話を聞いたことがありました。また熊の爪あとが大きな木の幹についていたのも見ました。
 
 奥秩父、荒川の大きな支流のひとつ、大洞川は二瀬ダム上流でいくつかの谷を白岩山西面から合わせ、その上流にて雲取山北西面を源流とする荒沢谷を合し、その先に左岸から仁田小屋沢、松葉沢を見ると、流れはほぼ二分し、右は惣小屋谷となり和名倉山へと突き上げ、左俣は深いV字谷となり井戸沢と名を変えその源流をそれぞれ黒木原生林の東仙波、将監峠に発しています。
 この惣小屋谷と井戸沢に挟まれた、大きな尾根が仙波尾根で、和名倉山(2036.0m)南方の東仙波(2003.1m)まで続いています。この尾根にはその昔、昭和40年代始めのころまではしっかりとした登山道があったようですが、大きな山火事がありその後は道が消えてしまったようです。
 
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by atranta | 2004-05-09 17:02 | 奥秩父
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